瑞慶覧 宏至|豆腐屋

豆腐にはまだまだ可能性がある。

「行商」にシフトしたおかげで年々売り上げも伸びていますし、従業員も増えています。起動に乗ってきたからこそ、やりたいことが沢山あるんですよ。沖縄県はご存知の通り観光産業が盛んですし、出生率が高くなっていて人口増加率は国内トップクラスなんですよ。だからこそ、子どもたちが豆腐で遊べる・学べるような環境を作りたいですね。うちの会社でも昔ながらの石臼を使った豆腐作り体験を頻繁にやっているんです。夏休みだけでも1000人以上の子どもたちが参加してくれていています。

ゆくゆくは、テーマパークを作りたいんですよね。沖縄には、ゴーヤのテーマパークや紅芋のテーマパーク、パイナップルのテーマパークもある。だったら、島豆腐のテーマパークがあってもいいんじゃないかって!(笑)。食べて、遊べて、学べて、お土産も持って帰れるような環境を作れたら最高ですね。あと、今や大豆製品は世界で勝負できるものだから、いつか世界で行商したいですね。豆腐は良質なタンパク質が原料なので、ヨーロッパのベジタリアンの方にも人気なんです。ところが、海外の豆腐は床に落として割れないほど硬くてパサパサしているらしいです。メイドインジャパンの豆腐を食べたらびっくりするでしょうね。昔は豆腐屋が嫌いだったんですけど、今ではやってよかったなと思いますね。さまざまな仕事がありますが、健康と食文化を伝えられる職業というのはあんまりないですからね。