小林 悦子|芸術家

行動を起こせば、
必要なものはついてくる

Photography:James Ozawa
Interview:K-suke Matsuda

今の環境に不満がある時、思い切ってそこを飛び出してみるのも一つの解決策。そうは言っても、人間なかなか腰が重いもので……。新しい環境へ移るにはかなりのエネルギーが要る上にプレッシャーも大きい。まして、それが言葉の壁がある海外となれば、相当勇気がいるはず。理想や夢があっても、つい二の足を踏んでしまう人も多いのではないでしょうか。

パリでアーティスト活動を続けている悦子さんは、ほぼ無計画で渡仏し自分の理想の生き方を実現した人物。それは単なるラッキーではなくて、リスクを恐れず動き続けた結果だと思います。彼女がパリで手に入れた「絵を描いて生きていく」生き方について、お話を伺いました。


 小林 悦子/Etsuko Kobayashi

1972年生まれ。長野県出身。28歳の時に渡仏。スクワット「59Rivoli」に出会い、アトリエを構える。以来、アーティストとしてパリで生活。フランスやイギリス、アメリカなどのギャラリーで展示を行い、現在では世界中に作品のコレクターがいるほどに。『パリでメシを食う』という本のモチーフにもなっている。近年の個展に、恵比寿にある「山小屋」で開催された「そのおくをのぞかないでください」(2017年)など。